「居場所」 大崎洋

本との出会い

本屋さんでたまたま目にしたのがこの本との出会いでした。

ダウンタウンの松本さんが丁度活動休止を発表したタイミング。

僕は松本さんのお笑いが子供のころから大好きで、ずっとテレビにかじりついてみていました。

特にガキ使を初めて見たときは衝撃で、こんなに面白い番組があるのかと、毎週必死に夜遅くまで起きて放送を楽しみにしていました。

そんな松本さんの活動休止が発表され、ショックを受けているタイミングでこの本を見つけ、吉本興業の会長がどのようなことを経験し、どのような考えを持っているのかを知りたいと思い本を読み始めました。

本を読んだ感想

恐れ多いですが、本に書かれている大崎さんの感情には非常に共感する部分が多かったです。

特に、自分の居場所がどこにあるのかを模索しているところ。そして、最終的に自分の居場所を自分の中に見出しているところ。

結局組織の中にいて表面的な関係が良好でも、必要とされていても、そこが自分の居場所というにはなんだか居心地が悪い。

器用な人は組織の中でも自己を開示し、他者の情報を引き出しながら居場所を作るのだろう。

ただ、そんな器用なことは僕にはできない。

ただ同じ会社に入社しただけの他人に、自己を開示するなんて難しい。

だから自分の心の中に居場所を作ること。

そしてその居場所を形成してくれている友人や家族、恋人は大切にしなくてはいけないんだと改めて感じさせてくれる本でした。

社会人にもなって親孝行なんてほとんどできていないけど、少しずつ両親にも恩返しをしていかないといけないな。と思わせてくれる本でした。

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