追い込まれると人は走り出すのだ

23時ごろに帰宅して久しぶりに走りたい衝動に駆られた。
靴箱から乾いた泥のついたランニングシューズを取り出して家の周りを30分ほど走った。
そこまで暑くはないがムシムシしていてとても気持ちの良い気温とは言えなかった。
それでも一日中室内で冷房を浴びた体から放出される汗は心地よく感じた。

思い返せば社会人1,2年目の頃、毎日外を走っている時期があった。
あの頃は人生で初めて生きている意味があるのかと思ったくらいに辛い時期だった。

そして今もまた辛い時期を過ごしている。

人は辛いと走り出すものなのかもしれない。
無力感、焦燥感、無気力感、そんな気持ちを振り払うために。

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